大変なんです、幼児時代って!
- 2016.03.28 Monday
- 11:21
赤ちゃん時代はどの子も天使→幼児時代はどの子も悪魔:笑
昨年、7月山中湖の丸山さんのドッグショーで一年に一度だけ開催されるブリーダーズコンペティションが行われましたが、
3年続けて優勝させていただきました!
この日の審査員は世界を相手に日本トリミング界のチャレンジャー林田先生でした!
さて、この子達は昨年の2015年ジャパンインターのBISボルゾイのLUCYの兄妹のゼロとLUCYの子供の,姉妹達です。
それぞれのクォリティの高さはいうまでもありませんが、何しろ性格の良さは本当に天下一品という感じです。
LUCYは今年の世界の最高峰のドッグショーと称されるウェストミンスター展においてリザーブBISを頂いたベルサリス犬舎の代表犬の1頭です。WMKのこのニュースは
日本中の各新聞だけでなく、ニューヨークタイムズでも一面に大きく、日本産のボルゾイが世界第2位に輝いたと報じられたり、テレビのニュースで取り上げられたり、世界中の新聞やカナダケネルクラブの会報誌の表紙を飾り、AKCの広告の表紙に出されていたり、大変なニュースになっていますが、実は私自身まだ何か現実感が全然わいて来ず、私は一体どうなってるのかと自問自答しております。
それにしても
ザンしかり、コントしかり、ティルしかり、アビーしかり、アメリカにチャレンジした全てのボルゾイがアメリカチャンピオンを完成し、グランドチャンピオンをも軽々と完成してきた犬がほとんどです。
そして、カナダやアメリカでベルサリウス・ボルゾイを飼ってくださっている犬達がいとも簡単にアメリカチャンピオンを完成していっています。そしてアメリカに移住した日本人の方々からの「感動をありがとうございました!!」という、メッセージも沢山頂いております。
LUCYは坂本ザンや増子リンダの姉妹犬のルィ×マックスの子供です。
マックスは故・大関源治が最後に選んで、実はアメリカでフルキャンペーンをしようと思っていた子です。それだけの思い入れのあった子でした。主人が亡くなった事もあり、マックスをアメリカではなく、日本に連れ帰りました。反対にコントはアメリカでチャレンジでした。
コントはプライドの息子であり、キャスパーの孫です。内産のボルゾイの雄では初めてのシュープリームドッグです。
そして、昨年後半から破竹の勢いで活躍し始めたこれも内産のボルゾイの雄では初めてのFCIインターナショナルドッグショーでBISを受賞したフジの父犬でもあります。
LUCYとコントの間に素晴らしい子供たちも生れ、今日本では、この子達が大活躍しています。
脈々と受け継がれて来たこの血統の重みが今、しみじみと本物になって世界に誇れるボルゾイが創られてきたと確信しております。
勿論、故・大関源治や私達の力でこんな成果を挙げられるものではものではありませんでした。
ザンの坂本さんをはじめ、プイプイの岡登さん、ゼロの市原さん、キャスパーの名嘉真さん、プライドの長谷部さん、トゥラの増子さん、アリエスの森尾さん、コントの石井さん、アビーの戸田さんはじめ沢山の方々のご協力と賛同と、ご支援を頂き今日まできました、皆様のお力添えでここまで来ることが出来ました!
改めて深くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
おかげ様で渡米したLUCYは繰り返してのベストインショーを手中に収め、世界中のボルゾイファンシャーが胸を躍らせながら見守る中、LUCYは私達の夢と期待に応え驀進し続けています。本当に恐ろしい子だと思います。
そして、私自身は今度のJKCブリーディングアワードにおいては、日本初の殿堂入りになってしまい、
嬉しいというか、寂しいというか、
JKCからはもう10年間にわたって表彰してあげたんだから、もうお終いですって言われた様なものですね〈笑〉
と、いう事で私はここで一区切りだと思っています。
これからは、他力本願で皆さんが達成した出来事をご相伴にあずかり、自分の喜びとして味合わせてもらおうかと思いつつ…
きっと此れからも、どこでもかしこで、モグラたたきのもぐらのように頑張って、出しゃばって、ブリブリ行こうと思います。
だって、これから生きたって、後どの位?!の世界じゃないですか?泣くのも、騒ぐのも、笑うのも、後どのだけある?です!!
そういう意味で頑張ります!!
まずは、今までの御礼を、お伝えしたくて再びのブログ挑戦でした。